阪神淡路大震災25年
だが、人々が直面しているのはつねに「過去をひきずった今」なのである。
(安克昌〈あんかつまさ〉)
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阪神大震災から3年後、神戸の「復興」は着実に進んだが、住民にはどこか「しっくりこない」思いがあったと、震災後ずっと全力で救護活動にあたった精神科医は言う。喪(うしな)った家族は戻ってこないし、転居に次ぐ転居や失業で「再建」に行き詰まった人も少なくない。震災の記憶は「日々の生活のストレス中に溶け込んで」いると。『心の傷を癒すということ』(新増補版)から。
鷲田清一による折々の言葉 朝日新聞 2020.01.17
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街が一面火の海となり、高速道路の橋脚が倒壊し、などなど、声も出ない様な光景を見せ付けられ、こんなことは二度とあってはならない、この日を忘れてはいけない、と思ってから二十五年。それから幾度も悲惨な恐ろしい災害を見て来たが、何と言ってもここが原点だろう。その原点にたち返ろう!
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