いいね
「いいね!」で、いいのか。(某私立大からのメッセージ)
京都市の地下鉄の車両にこんな広告が出ていた。下に「Realはもっと複雑かもしれない」と。話に深く心を揺さぶられたのならその思いを、微(かす)かに違和を感じたなら「こうとも言えませんか」との反応を言葉で返すのが自恃(プライド)というものだろう。話が本当にいいなら、「いいね!」で閉じるのではなく、そこから話を開いていかねば。大学はそれに必要な補助線をいろいろ学ぶ所。
朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」2019年12月7日
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「いいね」で終わってはいけない、始まりにしなければ!
某私立大は大谷大学のようです。
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