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2019年12月31日 (火)

急がない

激動だけど平凡 2019年は「通常運転」な1年だった
朝日新聞 2019年12月26日 編集委員・近藤康太郎の記事から

メインの話題は「あわマネー」。千葉県南端、旧安房国のコミュニティーで流通する地域通貨のこと。アナログな手書きの通帳を使う。東京から電車と車で2時間、安房鴨川の棚田が広がる山あい、限界集落の古民家にその事務局がある。会員は現在約300人。発足は2002年で、20年近い歴史をもつ。「古今東西、こういう運動は現れてはすぐ消えた。だから、急がない。継続できるのは、ゆるいからです」とは事務局の弁。

私がこの記事に惹かれたのは最後の部分。

新天皇が即位し、令和へ改元された2019年が、激動の1年だったことは間違いない。老後の年金不足額2千万円問題など、先行きの不安を口にしない人はいない。しかし、たとえば漱石を読めば分かる。近代以降、激動でない1年はなかったし、不安でない世界など存在しない。そういう意味で、2019年も通常運転、ごく平凡な1年だったわけだ。
 焦らない。諦めない。
 今年、ドイツ文学者の池内紀さんが亡くなった。旅や酒を愛した「生き方名人」。大きな仕事に、カフカの小説全集の翻訳がある。カフカの言葉に、こうあった。
 「人生に敵が二つある。性急と怠惰である。一つだけあげるなら、性急だ」

そう、歳を取って、人生の残り時間が少なくなっても、急がない! でも怠惰は戒めつつも、「ゆるく」生きていこう、と思いました。

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