2019年12月
2019年12月31日 (火)
急がない
激動だけど平凡 2019年は「通常運転」な1年だった
朝日新聞 2019年12月26日 編集委員・近藤康太郎の記事から
メインの話題は「あわマネー」。千葉県南端、旧安房国のコミュニティーで流通する地域通貨のこと。アナログな手書きの通帳を使う。東京から電車と車で2時間、安房鴨川の棚田が広がる山あい、限界集落の古民家にその事務局がある。会員は現在約300人。発足は2002年で、20年近い歴史をもつ。「古今東西、こういう運動は現れてはすぐ消えた。だから、急がない。継続できるのは、ゆるいからです」とは事務局の弁。
私がこの記事に惹かれたのは最後の部分。
新天皇が即位し、令和へ改元された2019年が、激動の1年だったことは間違いない。老後の年金不足額2千万円問題など、先行きの不安を口にしない人はいない。しかし、たとえば漱石を読めば分かる。近代以降、激動でない1年はなかったし、不安でない世界など存在しない。そういう意味で、2019年も通常運転、ごく平凡な1年だったわけだ。
焦らない。諦めない。
今年、ドイツ文学者の池内紀さんが亡くなった。旅や酒を愛した「生き方名人」。大きな仕事に、カフカの小説全集の翻訳がある。カフカの言葉に、こうあった。
「人生に敵が二つある。性急と怠惰である。一つだけあげるなら、性急だ」
そう、歳を取って、人生の残り時間が少なくなっても、急がない! でも怠惰は戒めつつも、「ゆるく」生きていこう、と思いました。
2019年12月30日 (月)
2019年12月29日 (日)
稟麺(りんめん)
今日映画を見て、目指すランチに行こうと思ったら、横川シネマの斜め前にラーメン屋。カレー&バー「外国」を昼間に間借りしての営業。予定変更で入店。カウンターだけ6席程度です。
横川ニューブラック「黒いラーメン」、650円、生卵、50円。お店の説明:富山ブラックに感銘を受け、横川の味、横川ニューブラックとして、試行錯誤のうえ誕生。煮干しの香りと、あらびき胡椒と、醤油が食欲をかき立てます。3種類の醤油をブレンドした真っ黒なスープ、だけどそんなにしょっぱくない。麺はうすい中華の多加水麺を使用。チャーシューは醤油で炊いて濃い味付け。薬味は白ネギと青ネギ、具はメンマと太もやし。黒胡椒はあらびきでたっぷりと。
説明通りの、美味しいラーメンです、ただ欲をいえば、スープにもう少しコクがあれば更に旨くなると思います。それと、モヤシが多くて麺だけを味わうのに苦労しました。
メニューは2種類、もう一つは、広島風つけ麺風ラーメン「赤いラーメン」、650円。次回横川シネマに行く時に食べてみよう。
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さーたんの独り言本家(こちら)の食物にラーメン店一覧あり。
2019年12月28日 (土)
もみじ饅頭の自販機
アストラムライン、中筋駅で発見。調べてみると、紅葉堂が今年2月、宮島島内で試験的にはじめ、秋から本格運用、アストラムラインの駅(中筋の他、安東、県庁前、本通)、広島空港、に合計10台が稼働中とのこと。来年は市内を中心に30台の設置を目指す予定とか。
販売は、2個入り220円、3個入り330円。
3個入りは三種類の組み合わせ、こしあん・つぶあん・抹茶、チョコレート・クリーム・瀬戸内レモン、レアチーズ・チーズ・瀬戸内レモン、レアチーズ・こしあん・瀬戸内レモン、の4パターン。2個入りは同じ種類が2個、こしあん・つぶあん・クリーム・レアチーズ・チョコレート・チーズ・瀬戸内レモン・抹茶、の八種類。
地元の人にも食べてもらいたいという思いもあるそうで、確かに設置場所をみるとそうかもしれません。私もつい買ってしまい、久し振りにもみじ饅頭を食べ美味しいと思いました。
老病死
朝日新聞 be on Saturday 2019年12月14日
(生老病死)点ではなくプロセスでみる死
山折哲雄(宗教学者)
「こころ」「美」の森をさまよい歩き、「先祖」の岸辺にたどりついて、このエッセーも、「死」のテーマに近づいてきた。もちろん「生老病死」の「死」である。「死生観」の「死」といってもいい。そのなかでカミの死とヒトの死という主題も浮かび上がった。「強い歴史」「弱い歴史」という枠組みの話までもちだしてみた。
ひるがえってわれわれの社会では高齢化がどんどん進んで、ひとりきりの孤独老人、寝たきり老人が増え、それに認知症や植物状態の老人が加わり、看護や介護の手が足りなくなっている。臨終の場面をどうするかも、ままならないことになる。どうするか。わが身のことも念頭において考えれば、結局、人間の死の問題を再定義することからはじめる外ないのではないか、そう考えるようになったのである。
これまでの現代医療では、人間の死は「心臓死」とか、便宜的に「脳死」とかいわれるように、点でとらえられてきた。心肺停止とか脳機能の不可逆的停止とかいった言い方に象徴されている。しかもそれを宣告するのは医師だけ。医師は、神の代理人であるかのように、そのような死の一点を告知する。けれども現実の人間の死は、けっしてそんな単純なものではない。年を取り、老衰し、致命的な疾患を発して死へと運ばれていく。つまり、一定のプロセスを経て、最終のゴールに到達する。それは、ある一点に凝縮されたような形で、突然やってくるのではない。老いと病をさまざまに抱えて、やってくる。もはや心臓死とか臓器移植のための脳死とかいう、人工的に設定された死の定義の枠のなかで訪れてくるものではないからである。
私は、このような現実ありのままのわれわれの死を、
老病死
と名づけて、再定義してみたいのである。いってみれば、心臓死から老病死への転換のすすめ、である。それこそが人間の死についての、真に実態的な考え方、とらえ方ではないだろうか。そもそも人間の老病の状態は、すでに死の領域、少なくともその入り口に実態的に参入していると私は考えるのである。それが、この国の長い伝統が育んできた死生観の根幹だったと思う。
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これまでに引用した、生老病死
平穏死&仏像の半眼(こちら)
心臓死、脳死、そして・・(こちら)
「こころ」と「心」(こちら)
心の分離(こちら)
日本の湿気(こちら)
「弱い歴史」と「強い歴史」(こちら)
2019年12月27日 (金)
食パン専門店「ル・ミトロン食パン」
食パン専門店「ル・ミトロン食パン」広島中央店。2013年創業、横浜の「ル・ミトロン」というパン屋の兄弟店として、2018年に開業。ただいま全国展開中で広島は7番目、この11月半ばに開店。mitron(ミトロン)はフランス語、手元の辞書には、パン(菓子)屋の見習い職人、と出ています。お店で聞くと、パン小僧、というニュアンス、創業者がフランスの mitron というパン屋で修行したとのことでした。
shokupan(食パン)、300円+税。
このままでも美味しい。
焼いてもサクサクで、バターに合う。
pain de mie(パン・ド・ミ/山形食パン)、320円+税。
所謂パン・ド・ミよりは柔らか。
焼いてトーストの方が旨い。
最近はやりのフワフワで甘いものより、小麦の旨さを出しています。
食パン道(こちら)があった所です。
食パン専門店の撤退(閉店)は初めてでは?
そろそろ飽和状態か?
2019年12月26日 (木)
野趣 拓(七回目)
2019年12月25日 (水)
義務@日本国憲法
サライ2019年12月号、秋葉忠利著『数学書として憲法を読む 前広島市長の憲法・天皇論』についてのサライBOOKレビューから。
日本国憲法には条文が103あるが、その中で《義務》という単語が登場するのは、わずか4つしかないという。
①第26条 教育を受けさせる義務
②第27条 勤労の義務
④第30条 納税の義務
④第99条 憲法尊重擁護の義務
①から③は、いわゆる「国民の三大義務」、④は憲法遵守(じゅんしゅ)。どれも重要な事柄だが、「法的義務」と解釈されているのは、26条と30条だけだという。99条解釈の通説では、義務ではなく「道徳的要請」だというのだ。
これに著者は異議を唱える。条文によってその都度、単語の意味を変更するなら、数学的公理が成り立たなくなるからである。30条が義務なら、99条も義務じゃないか、というわけだ。
改めて99条を確認しよう。
《天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。》
筆者は、数学の問題を解く要領で、《99条を「道徳的要請」だと解釈すること自体》が、《99条違反》だと証明する。その論理展開や見事! 義務である以上、国会議員が改憲を口にした時点で、すでに憲法違反なのである。
2019年12月24日 (火)
麺や「はじめ」
店名の前に、元祖広島風台湾まぜそば/広島とんこつ醤油ラーメン、と書いてあります。薬研堀からの移転です。
今日は、台湾まぜそば、普通(麺180g)、850円、を選択。小(麺160g)、800円、大盛り(麺200g)、950円、もあります。モチモチの太麺に、台湾ミンチ(唐辛子味噌を効かせた醤油味のピリ辛ミンチ)、卵黄、ニラ、ネギ、海苔、広島菜、魚粉、音戸ちりめん、が載っていて、別皿にニンニク。
住所は中区大手町三丁目10-2、以前、ラーメンくまごり(こちら)があった所。以下は前に何回か書いたことがあります。
くまごりは2011年末から2014年の中頃まで営業、その後、ラーメンスープ卸売業に転身、宇品神田にくまごり直売所という工場を作り、ニ・三人で一杯になる狭いスペースで、ラーメンを食べることが出来ました。今はスープだけではなく、ラーメンなどに関する様々なことをやっているようです。
ところで、麺や「はじめ」には、広島総合グランド前店もあり、ホームページによると、こちらの運営は「くまごり」、大手町店の運営は「はじめフードラボ」になっていますが、共に住所はクマゴリ直売所と同じ。繋がっています。因みに、広島総合グランド前店には行ったことはないのですが、以前「ラーメン丘の」(こちら)があった所、ここも「くまごり」と繋がりがありました。
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さーたんの独り言本家(こちら)の食物にラーメン店一覧あり。
2019年12月23日 (月)
2019年12月22日 (日)
Tim Tam SLAM
ティムタム今年の新製品。
VANILA & CHEWY CHOC
バニラクリーム・チョコレートフィリングをビスケットでサンドしてチョコでコーティング。
袋の右上の金色の丸の中、DESIGNED TO SLAM、スラムをするために作られた、ティムタムのようです。
SLAM とは食べ方、BITE かじって SIP 吸って SLAM これは意味不明、辞書的には、バタンと閉める・投げつける。要は食べるということでしょう。
それを飲み物につけて、ティムタムをストロー替わりにして吸う。
確かに吸えます。甘くない飲み物の方がいいようなので、今回は牛乳にしました。ティムタムの味の牛乳が口の中へ。美味しいと言えなくもないかな。ただ、指にはチョコがつき、次第にティムタムが崩壊し始め、牛乳漬けのティムタムになり、まあ旨い。結論、慣れていないためもあり、普通に食べた方が落ち着いて美味しく味わうことが出来ると思いました。まあ、一度はやってみる価値はあるでしょう。
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2019年12月21日 (土)
2019年12月20日 (金)
金龍飯店の出前
2019年12月19日 (木)
瀬戸田レモンケーキ島ごころ
瀬戸田は、しまなみ海道にある広島県の生口島にある町、正確に言うと、生口島のほとんどと、その北にある高根島を含みます。日本一のレモンの産地で、国産レモンの4分の1ぐらいを生産。これは、そこのパティシエが地元のレモンを使って作ったレモンケーキです。テレビで紹介されブレイクしました。
レモンの果皮を使ったレモンジャムを生地に練り込み、レモン味を楽しむだけではなく、香りをも楽しむケーキです。一般のものとは違って、ホワイトチョコで覆われていません。シットリふんわり、レモンの風味が素晴らしい、美味なるレモンケーキ。
これはその派生商品、ミルクココアが入っています。
なので、その分レモンが弱く、別物という感じ。これはこれで美味しい。
島ごころというのは店名でもあり、瀬戸田が本店ですが、広島ではいろいろな所で販売されています。レモンケーキ以外にも、レモンを使った商品があり、つぎはそれらを食べてみようと思います。
2019年12月18日 (水)
いいね
「いいね!」で、いいのか。(某私立大からのメッセージ)
京都市の地下鉄の車両にこんな広告が出ていた。下に「Realはもっと複雑かもしれない」と。話に深く心を揺さぶられたのならその思いを、微(かす)かに違和を感じたなら「こうとも言えませんか」との反応を言葉で返すのが自恃(プライド)というものだろう。話が本当にいいなら、「いいね!」で閉じるのではなく、そこから話を開いていかねば。大学はそれに必要な補助線をいろいろ学ぶ所。
朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」2019年12月7日
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「いいね」で終わってはいけない、始まりにしなければ!
某私立大は大谷大学のようです。
2019年12月17日 (火)
パトリオティズム
朝日新聞 be on Saturday 2019年12月14日
(歴史のダイヤグラム)鉄道とパトリオティズム
原武史(政治学者)
民俗学者の柳田國男は、1934(昭和9)年に発表した「旅人の為に」で、列車の窓から眺められる全国の絶景区間を列挙してから、こう述べている。「日本はつまり風景のいたって小味な国で、この間を走っていると知らず識(し)らずにも、この国土を愛したくなるのである。旅をある一地に到着するだけの事業にしてしまおうとするのは馬鹿げた損である」
「この国土を愛したくなる」感情というのはパトリオティズムであって、ナショナリズムではない。それは目に見える具体的な国土を愛する感情であって、目に見えない抽象的な国家を愛する感情とは区別されるものだ。
柳田が車窓から見える絶景として真っ先に挙げたのが、北陸本線の杉津(すいづ)付近から見える日本海である。「越前の杉津の駅頭から、海に臨んだ緩傾斜を見おろした眺めなどは、汽車がほんのもう一分だけ、長く止まっていてくれたらと思わぬ者はない」
しかし、現在のJR北陸本線の車窓からこの風景を眺めることはできない。62年に同線の敦賀―今庄間に総延長1万3870メートルの北陸トンネルが開通し、杉津など三つの駅が廃止されたからだ。これに伴い、車窓はトンネルの闇に覆われてしまった。
それでもまだ、北陸本線にはトンネルの前後に車窓から風景を眺められる区間が残っている。2022年度末の開通を予定している北陸新幹線の金沢―敦賀間では、総延長1万9760メートルの新北陸トンネルの建設が進められている。在来線よりも長いトンネルが連続する新幹線では、もはや風景を眺めること自体ができなくなる。
全国で新幹線やリニアが建設され、「旅をある一地に到着するだけの事業」にすることがはびこるほど絶景区間は失われ、パトリオティズムも衰退する。代わって抽象的な国家に自らを重ね合わせるナショナリズムが台頭してきたと考えるのは早計だろうか。
確かにそれは早計だろう。絶景区間を眺められるローカル線は、まだ残っているからだ。福島県の会津若松と新潟県の小出を結ぶJR只見線もその一つである。11年の豪雨で一部区間が不通になっているが、21年度に復旧することが決まっている。
いまや只見線の車内は、中国やタイなど、アジアから来た乗客であふれている。春の桜や秋の紅葉ばかりか、只見川から霧が立ちのぼる夏や、一面の雪景色に覆われる冬もまた、彼らにはこの線でしか見られない風景に映るようだ。「この間を走っていると知らず識らずにも、この国土を愛したくなる」と感じているのは、経済合理性を第一に考える日本人よりも、わざわざ車窓を眺めに来日する外国人かもしれない。
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nationalism 1国家主義、国粋主義;愛国心、国家意識、国民精神;愛国主義[運動]2民族(独立)主義
patriotism [通例ほめて]愛国心
ジーニアス英和辞典より
2019年12月16日 (月)
ご了承ください
■やや腰が低すぎるかも?
公共施設の備品を持って行く人がいるらしい。あるトイレに、こんな断り書きが貼ってありました。
〈悪質なケースは警察に届けますのでご了承ください〉
警告文にしては丁寧な文章です。最後の〈ご了承ください〉は、やや腰が低すぎる感じもします。
「了承」は〈事情をのみこんで、承知すること〉(『三省堂国語辞典』)なので、もちろん間違いではありません。ただ、「ご了承ください」の形は〈相手の意向に必ずしも添えないものであるが、何とか納得してほしい〉(『新明解国語辞典』)、つまり「お許しください」とへりくだる感じが出ます。備品を持ち去る人物は泥棒なので、もっと強く出てもいいんじゃないかな。
私なら「ご承知おきください」を使いたいところ。これは「知っておいてね」の尊敬表現です。やわらかな言い方ながら、毅然(きぜん)としていて、時には脅し文句にもなります。
「ご承知おき(ください・願います)」はよく使うことばですが、主要な国語辞典を見たかぎりでは、なぜか載っていません。断り書きの文章では効果を発揮するので、ぜひ辞書に説明がほしいところです。
朝日新聞 be on Saturday 2019年12月14日
(街のB級言葉図鑑)飯間浩明(国語辞典編纂者)
2019年12月15日 (日)
明治スーパーカップ スイーツ
meiji エッセルスーパーカップの高級品、Sweet’s、です。
我が家の掟、冷凍食品を買うのは半額の日、なのですが、
これは半額対象から外れています、200円位。
meiji エッセルスーパーカップSweet’s、苺ショートケーキ。
いちご果肉19%。アイスが二層、ナッツも入っています。
豪華です。
meiji エッセルスーパーカップSweet’s、モンブラン。
これもアイスが二層、ナッツ入り。
栗の風味が素晴らしい。
ケーキのようなアイス、が宣伝文句。
当然、ケーキではなくアイス、と考えれば美味しいと思います。
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これまでに食べた、meiji エッセルスーパーカップ。
超バニラ、抹茶、チョコクッキー、(こちら)。
ブルーベリーヨーグルト、クッキーバニラ、(こちら)。
チョコミント、レアチーズケーキ、(こちら)。
結局、バニラが一番でしょう。
生の偶然性
「知性をもち論理を知り、普遍を求める人間は、それゆえに自らの生の偶然性に悩む」宮野真生子『出逢いのあわい』より
朝日新聞デジタル 2019.12.09 の記事「迫り来る死、42歳哲学者の思索 世界は始まりに充ちて」からの引用
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生きるとは偶然の積み重ね!
2019年12月14日 (土)
2019年12月13日 (金)
西本喜美子写真展
所用があり廿日市へ。帰りにふと、この展覧会のことを思い出し、行ってみました。65歳以上は半額の300円。全館写真撮影OK!!
つぎの部屋には、彼女を有名にした、ゴミ袋に入ったり、物干しにぶら下がった、セルフポートレイト。
72歳で、長男が開く写真教室に参加し、初めて写真を撮る。74歳の時、Mac講座も受講。写真撮影やデジタルアート制作に没頭する。82歳で初の個展。その後、SNSなどでセルフポートレートが話題になる。88歳の時、フォトエッセイ集出版。
経歴が又凄い。20歳の時、美容院を始め、22歳で競輪選手になる。27歳で結婚、以後は専業主婦、三人の子どもを育てる。
まだまだあと30年、120歳まで続けるそうです。凄すぎ!
2019年12月12日 (木)
鶏炊きスープ麺@我馬
我馬、四季のラーメン第四拾四作「鶏炊きスープ麺」登場。
昨日12月11日(水)より期間限定です。
お店の宣伝文句:鶏肉や野菜を煮込んだ博多名物「水炊き」。これを我馬流にアレンジして鶏の旨みとコクを十分に引き出した濃厚で滋味深い、鶏炊きスープ麺が完成! 麺はとろみのあるスープによく絡む、もちっとした特製麺。キャベツ、春菊、餅、煮玉子といった、鍋料理を彷彿とさせる具材を使い、寒い冬にピッタリな体の芯まで温まる、至高の一杯に仕上げました。
ほぼ宣伝文句通りですが、これがラーメンと言えるのか? 水炊きのシメにラーメンを入れた、という感じ。確かに、スープも旨いし、麺もスープにあっている、具材も凝っていて、料理としての完成度は高いと思います。美味しく頂きましたが、最後までラーメンを食べているという気持ちになれませんでした。
今日はお腹が空いていたので、チャーハンのセットにしました。830円+200円。しかし、ちょっと無謀だったか、麺+餅+ご飯、のトリプル炭水化物、お腹パンパンになりました。
我馬三篠本店(こちら)にて。
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さーたんの独り言本家(こちら)の食物にラーメン店一覧あり。
2019年12月11日 (水)
Gateau de Voyage
ガトー・ド・ボワイヤージュ、仏語で、旅のお菓子、かな。
頂き物、横浜のお菓子です。
大きく分けて四種類。
左の細長いもの(箱の中央下)、ガトー・ウィークエンド(オレンジ)、
右の細長いのが、ガトー・オ・ガナッシュ。
中央上、ミルフィーユ、四種類あります。
横浜馬車道ミルフィーユ(フランボワーズ)
横浜馬車道ミルフィーユ(レモン)
横浜馬車道ミルフィーユ(チョコ)
横浜馬車道ミルフィーユ(コーヒー)
中央右(箱の左)、スフレ、二種類。
塩キャラメルのスフレ、
バニラのスフレ。
中央左(箱の右)、パイ、四種類。
幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ(シュガーバター)
幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ(メープル)
幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ(チーズ)
幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ(苺)
どれも美味しいお菓子です。ご馳走様でした。
渡辺万由美
11月5日放送、プロフェッショナル仕事の流儀
芸能プロダクション社長、渡辺万由美
芸能プロダクション、渡辺、といえば、ナベプロを思い出します。が、番組では半ばまでそのことには触れません。渡辺万由美は芸能プロとは関係ない仕事をしていたそうです。しかし、何かの繋がりで木村佳乃を紹介され、感じるものがあったのか、彼女の為に1995年会社(トップコート)を設立。翌年テレビドラマでデビュー、ブレイクする。それ以後少数精鋭で、芸能プロダクションの仕事をするようになった。現在、芸能界に疎い私でも知っているタレントが所属している。中村倫也、杏、松坂桃李、菅田将暉、尾上菊之助、など。撮影現場にひょっこり姿を見せたり、ユニークな社長のようです、どこがユニークなのかは私には判りませんが。自分の目の届く範囲で仕事をして、タレントはこれ以上増やさないとのこと。
番組後半、彼女の出自が明らかにされます。予想通り、一時期隆盛を誇った、渡辺プロダクション創業者・渡辺晋の娘なのです。育った家庭の紹介があり、この環境によって、彼女のタレントを見る目が養われたのでしょう。
気になったので、ナベプロを調べてみました。今でも結構力を持っているようです。現在、持ち株会社の渡辺プロダクショングループというものになっていて、翼下に幾つかの会社があります。渡辺晋の妻・美佐はグループ会社の名誉会長兼代表。代表取締役会長は晋・美佐夫妻の長女・吉田美樹(渡辺ミキ、ワタナベエンターテインメント社長、この会社が芸能プロの仕事をしています)。代表取締役社長は次女の渡辺万由美(トップコート社長)、チャッカリこんな処に名前があります、が、番組ではこのことには全く触れませんでした。番組の主眼は渡辺万由美とはいえ、この一族のことをもっと掘り下げてほしかったと思います。
番組の最後はお決まりの質問・プロフェッショナルとは:
自分は何者であるのかを分かっている人。
他人と比べて出来ないことはする必要もないし、
何が出来て何が得意なのか、まず自分を知ることが
プロフェッショナルへの第一歩だと思ってます。
が、答えでした。芸能プロの社長のこと、タレントのこと?
2019年12月10日 (火)
ヤマザキの薄皮ミニパン(その26)
11月のNEWアイテム。
薄皮プリン風味クリームパン
メーカーの説明:プリンの味わいをイメージした薄皮ミニパンです。プリン風味のカスタードクリームとほろ苦いカラメルクリームの2つのおいしさを包みました。
これも最近よくある、以前あったものの復活のようです。
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12月のNEWアイテム。
薄皮レアチーズ風味クリームパン
メーカーの説明:薄皮生地でレアチーズ風味のクリームを包みました。しっとりなめらかな口当たりで、チーズの風味とさわやかな酸味をお楽しみいただけます。
以前同じと思われるものがありましたが、今回何故か「風味」を挿入。
薄皮あまおう苺ジャム&練乳クリームパン
メーカーの説明:さわやかな酸味が特徴の苺ジャムとほど良い甘さの練乳クリームを包みました。相性の良い練乳クリームと組み合わせることで苺の甘酸っぱい風味を引き立たせました。
これ又以前同じものがありました。
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NEWアイテムとはいいながら最近は復刻版ばかり。長く作っているので、ネタ切れなのでしょう。本当の新製品が出るまで、記事にするのはやめようかな。
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ひょんなことからこのパンの存在を知って、以来嵌まりました。NEWアイテムは勿論、定番もちょくちょく食べています。その「ひょんなこと」&これまでに食べた薄皮ミニパン、へのリンクは<こちら>。
「弱い歴史」と「強い歴史」
二人(サルトル&レヴィ=ストロース)の応酬はレヴィ=ストロースの『野生の思考』の最終章「歴史と弁証法」に収められている。私の目を惹(ひ)いたのは、歴史には「強い歴史」と「弱い歴史」があるという人類学者の主張だった。かいつまんでいうと、弱い歴史は1000年、100年、10年単位でたえず転変をくり返すけれども、強い歴史は何万年、何十万年、何百万年つづくなかで、一切の個別性や個人性を消却して構造的な持続性を示す。このような意味において、弱い歴史と強い歴史はその価値尺度を根本的に異にするのだといい切っているのである。
具体的には、1789年はフランス革命が勃発した年であるが、この歴史的な日付も、何万年や何千年の歴史的尺度であらわされる事件にたいしては何の意味ももっていないし、何の連続性も有していない。その逆もまた真である、と。
重ねていうと、民族とか宗教の要因は、いわゆる「近代化」の過程で克服されていくという議論を、われわれはしばしばきかされてきた。たしかにそのような面が認められないではないけれども、21世紀に入ってからの世界の情勢をみているかぎり、民族と宗教の要因がもたらす衝撃的な脅威はいぜんとしてなくなってはいないことに気づく。それは、人間の「死」のテーマとともに「強い歴史」にあらわれる構造的な特質であるかもしれないのである。
朝日新聞 be on Saturday 2019年11月30日
(生老病死)人間の「死」という「強い歴史」 山折哲雄(宗教学者)
2019年12月 9日 (月)
2019年12月 8日 (日)
2019年12月 7日 (土)
遊穂 年輪 THE FIRST
明治30(1897)年創業 御祖酒造
能登半島の中ほど 石川県羽咋市
「年輪」という名前は
熟成による味わいの深まりを表す
火入れ 純米酒 熊本酵母
日本酒度+5.5 酸度2.0
軽い口当たり
口に含むとまず旨味
酸は後からやってくる
最後はスッと喉に
素敵な食中酒
A sake that goes well with
and can be enjoyed with food.
For sake to be good company at dinner,
it needs to have its unique umami
combined with a balanced touch of acidity.
If it’s Ginjo,
it should have the subtle and elegant aroma
that does not overwhelm the tastes of dishes.
Our sake brand Yuho is made based on this philosophy.
主役である料理に寄り添う日本酒であること。
料理と共にお楽しみ頂ける日本酒であること。
料理に添う酒である為には、
日本酒の旨味があり
調和のとれた酸のある日本酒でなくてはならない。
吟醸ならば料理を邪魔しない、
そんなほのかで上品な吟醸香のある日本酒。
それが私達の造り出す遊穂というお酒です。
2019年12月 6日 (金)
ランチコース@ハノイ・フォー
ハノイ・フォー(こちら)にてランチ、三回目。
アストラムライン白島駅の少し東、2017年の夏に出来たお店。
ドアを開けた所に鎮座しています。
キュウリチキンサラダ。ニョクマムでしょうか、爽やかな酸味で美味。
生春巻きと揚げ春巻き。食感・味の違いが面白い。
蓮花茶。蓮の花で香りをつけた緑茶の一種。ベトナムでは一般的。
以上で、1500円。フォーだけよりは当然高いが、いろいろ付け加えるよりはお得になる。なお、鶏肉フォーは牛肉フォーにも出来、蓮花茶はベトナムコーヒーとジャスミンティーからの選択。行く度に思うのだが、夜に本格的なコースを食べてみたい。
2019年12月 5日 (木)
クリームチーズ@一本堂高陽店
一本堂高陽店(こちら)にて、12月の食パン。
クリームチーズ食パン、380円。
クリームチーズが練り込んであります。見た目では判らず。
焼くと多少風味は落ちるが、食感はよくなります。
大町店がない頃はよく行っていました。
我が家から、慣れればそう遠くはない距離です。
新製品が多いのでちょくちょく行くでしょう。
2019年12月 4日 (水)
字違い句
生き字引 年寄りだから じき鼾(いびき)
(知人の男性会社員)
俳句ではよく、二つの事象を意味でつなげるのは不粋(ぶすい)だとされるが、知人は「二物の接点が音韻に尽き、あとは皆目無意味な離れ方をした」駄洒落(だじゃれ)すれすれの“字違い句”を作って遊ぶ。「残業と残尿似たり 一字違い」「李香蘭 一字違いで 備考欄」から「あしたのジョー アシカのショーと二字違い」へと、無意味さが増すにつれイメージは逆に膨らんでゆく。私家版の句集から。
朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」2019年12月2日
*****
これは面白い!
2019年12月 3日 (火)
銀座 に志かわ 広島駅前店
12月1日オープン、2日に買いに行きました。先月21日12時から電話予約開始、掛け続けて、繋がったのは夕方、1日の予約可能時間が遅かったので、2日の1時に取りに行くことに。
ちょうどホームテレビの「みみよりライブ 5up」の取材中。ダメモトで聞いたら、写真を撮ってもいいとのこと、12月10日放送予定だそうです。
水にこだわる高級食パン、800円+税。こだわっている水はアルカリイオン水。その為かどうか、フワフワ柔らかい感触です。
「おいしく食べる作法」に、生で何もつけずに、と書いてあります。また、和総菜とよく合います、夜の食パンもおすすめです、とあるので、早速夕食に食べました。シットリ食感、仄かな甘さ、噛むとモッチリ。バター、生クリームは勿論、はちみつも入っているようです。おいしい。
二日目は軽くトースト。パリッとなりました。香りは少し弱くなりますが、これはこれで美味。
2018年9月13日1号店がオープンパン、3年で111店舗を目指し、すごい勢いで全国展開中、広島が40店舗目です。
パンを入れる紙袋は見た目どこも似たり寄ったりですが、ここのお店は底に厚紙があり、パンを入れるビニールが大きくて扱いやすい。持ち運ぶ間に変形しないようにという思いやりもあるのでしょう。電話予約できるのが便利、また買いに行こう。
2019年12月 2日 (月)
陽気 広島駅前店
江波の陽気には幾久しく行ってません。営業時間が夕方からなのでなかなか行けない、と思い込んでいたのですが、昼も営業しているという情報あり、要確認。十年以上前になるでしょうか、大手町に支店が出来ました(こちら)。最近、広島駅近くにも支店がオープン。南区松原町5-1 ビッグフロント東棟1F。
中華そば、680円。久し振りの陽気、麺固め、と言うのを忘れました。まあ、それなりの美味しさはあります。頑なに昔の中華そばを出し続けるお店です。いろいろなラーメンが登場している今、貴重な存在かもしれません。
江波の陽気、昼営業しているのなら、久しぶりに行ってみよう。
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さーたんの独り言本家(こちら)の食物にラーメン店一覧あり。
ビールスタンド重富 ekie ②
11月27日に行ったばかりなのに(こちら)、今日もまた。
マイルドつぎ、600円。泡を盛り上げておいて暫く置く、すると、その泡に苦味や炭酸が集まる、で、泡を捨てる。マイルドなビールになるというわけです。
ちょっと飲むのにいいお店です。
また行こう!
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