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2019年11月 1日 (金)

泥染め

絶望の泥染めをしないと、本当の希望が浮かび上がってこない。
(佐高信)
     ◇
 大島紬(つむぎ)が絹を泥に浸すことで独特の光沢を得るように、希望も絶望の果てに立ってはじめて真の輝きを得ると、評論家は言う。昨今の現実は「明るい話」や「安売り」の希望にもたれかかって済むものではない。でも人はそんな社会のありようを丹念に問い糾(ただ)しはしない。近頃そのことに焦(じ)れてばかりいると。『いま、なぜ魯迅か』の著者インタビュー(「青春と読書」11月号)から。

朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」2019年10月30日

 

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