年中太陽が輝くとしたら・・
Were all the year
one constant sunshine,
we should have no flowers.
宮城県のコンビニエンスストアで
トイレに入ると、壁に、100円ショップで売っている英文のステッカーが貼ってあった。「年中、快晴の日ばかりだと花は咲かない」。調べると17世紀英国の詩人、ヘンリー・ヴォーンの詩「Affliction(苦悩)」の一節だった。湿りや陰りは、多すぎても少なすぎても人生をだめにする。用足しついでにしばしこうしたふり返りへと誘う個室、なかなかに素敵だ。
朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」2019年10月7日
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