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2019年10月15日 (火)

技でなく「魂」を伝える

あんさん、この頃、彌七(やしち)師匠によう似てきはりましたなぁ
鶴澤友路(つるざわともじ)

 文楽の三味線弾き、竹澤團七(だんしち)はある時、公演先で三味線方の大御所・友路から、手が上がったではなく師匠の音に似てきたと言われ、涙がこみ上げたと言う。師匠・彌七は「音をさせんところを弾かんかい」などと叱っても、弾き方は一切教えなかった。だから自分も弟子には技でなく「魂」を伝えるのだと。『文楽芸談 三味線 竹澤團七 橋寿のつぶやき』(聞書・荒木雪破〈せっぱ〉)から。

朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」2019年10月3日

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