毎日学校(職場)へ行くのは中毒?
「学校へ毎日行くのは、中毒と同じだ」(佐々木幹郎の父)
高校の美術教師だった父は、孫が不登校になっても何も言わなかったと、詩人は言う。詩人が昔、美大を受験しようとした時も、絵が好きならそのための金は他のところで稼げとも。学校という〈枠〉の外でもがきながら羽ばたく姿を、背後からじっと見守っていた。成人が毎日職場に通うのも「中毒」? 一度は考えてみたいこと。
朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」2019年9月12日
詩人の随想集『パステルナークの白い家』から
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詩人は父の教育のやり方で詩人になったのだろう。孫はどうなったのか? 随想集には書いてあるかも、読んでみようかな。
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