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2019年9月11日 (水)

動かさないと衰える

ヴァイバー・クリガン=リード著「サピエンス異変」
第Ⅳ部のまとめから引用、その10。

 腰痛を防ぐいちばんの方法は、運動によって、動きや負荷に耐えられる身体を作ることである。

 動かすと腰痛がさらに悪化するというのは誤解で、研究によればその逆である。運動も同じ。あまり使っていない筋肉はとても傷つきやすいが、鍛えた筋肉は傷つきにくい。マイク・アダムズ教授は次のようにいっている。「運動で死ぬことはなく、逆に身体を強くしてくれる。どの組織も力学的な負荷に適応する。骨についていうと、負荷がかかることで組織がより硬く強くなる。軟骨も同じだが、とてもゆっくりで何年もかかる。筋肉は適応するのが速い」。
 二〇一八年に発表された研究によると、長期にわたって微小重力下ですごした宇宙飛行士には、脊柱に負荷がかかっていなかったせいで、脊柱のこわばりや椎間板の膨らみや筋萎縮が生じる可能性があるという。このように脊柱に負荷がかからないと、腰痛が起こる。日常活動の一部として、定期的にものを持ち上げたり負荷をかけたりすることを勧める。キャリアの長いボート選手はつねに脊柱を最大限曲げて負荷をかけているが、腰痛に悩まされる割合は、いつも座って仕事をしている中年と同程度だ。マイク・アダムズ教授がいうには、「オリンピック選手は脊柱(骨や椎間板)のさまざまな異常を抱えていることが多いが、痛みは平均的な男女と変わらない」という。ボートを漕ぐという動作は、脊柱が耐えられるなかでももっとも負荷のかかるものだが、ある程度トレーニングを積めば怪我はほとんどしない。しかしご用心。どんなトレーニングでも、急に増やせば怪我につながる可能性が高い。

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