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2019年8月30日 (金)

恨(ハン)

韓国は信を失い、日本は礼を失った(1/2)
田中均 日本総合研究所 国際戦略研究所 理事長/元外務審議官
朝日新聞 論座 2019年08月27日

 まず根底にある意識の問題だ。
 韓国側にあるのは「日本にねじ伏せられるわけにはいかない」という原理主義的な強い思いだ。
 韓国人がDNAとして持っているといわれる「恨(ハン)」の意識は、何百年にわたり明や清、日本など異民族に圧迫を受け日本には植民地支配をされた、そして植民被支配から脱したのも日本が太平洋戦争に敗戦したからで、自分たちの力ではなかったという歴史から生まれた恨み、つらみ、悲しみ、怒りだ。
 本来この「恨」は中国にも向いてよいわけだが、中国は直接統治をせず、文化的にも優位にあるとみられ、韓国は貢いできた。
 そこで「恨」は文化的劣位にあるわけではないのにさんざん痛めつけられ直接統治をされた日本に向く。とりわけ日本は清の支配をはねのけロシアの介入を封じ、長いプロセスを得て着々と朝鮮支配に至ったことから、今日でも日本に対する猜疑心は信じられないほど強い。
 日本が輸出管理上の規制を強め、韓国を「ホワイト国」から外した時、文在寅政権は「日本は本気で韓国潰しに来た」と感じ、最早理屈を超えて対抗措置をうたなければならないという思いに駆られたのだろう。
 GSOMIAは北朝鮮の脅威に抗するために日米韓の情報の流通をよくする目的であり、むしろ韓国の利益に適うわけで、何故自国の利益を損なう行動に出るのか、という疑問がだれの頭にも浮かぶ。
 しかし韓国からすれば韓国の「本気度」を示すうえでは手段を選ばずという面があるのだろう。

*****

田中均は、小泉政権下で日朝会談を設定し、拉致被害者の一時帰国を実現させた。あくまでも「一時」帰国だったようだ。ちょっと調べたが、この人物の立ち位置がよく判らない。この主張はやはり日本寄りなのだろう。

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