休止状態を避ける
映画館や劇場など座る場所が決められている場合を除いて、継続して座ることを避けよう。ときどき作業を中断し、座る時間を自然に中断できる方法を考える。なるべく身体を動かさないという癖から抜け出す習慣をつける(自宅でコーヒーをいれないで、外に飲みにいく、職場近くに自動車を停めない、など)。
一日のなかにもっと動きをとり入れる方法を考える。これはじつは注意を要する。人新世の人間のデフォルトモードは、なるべく速く楽に物事をすませる(時は金なり)ことだからだ。つまり、意識して努力しなくてはならない。交通手段から少し遠ざかろう。会議と約束のあいだに時間をとるのではなく、移動時間をつくる。すっきりした頭で現地に着いたほうが物事はうまくいく。
ヴァイバー・クリガン=リード著「サピエンス異変」
第三章のまとめから引用、その4。
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