子どもは外で遊ばせる
シンガポール国立大学の疫学教授でシンガポール・アイリサーチ・インスティテュートの近視部部長であるシャン・メイ・ソ一教授は、目下進行中の研究によれば、子どもの目の健全な発達のためには一日約三時間日光に当たることが必要だ、と話してくれた。子どもの場合、一週間に二冊以上の本を読むのは近視の予測要因になる。また、近視はただ眼鏡を買ってかければいいという問題ではない(低所得国の何倍人もの人びとにとって、これは不可能だった)。近視はさらに高度近視や老後に失明を招く深刻な疾患につながる。子どもを戸外で遊ばせる健康上の理由はたくさんある。近視になる可能性をかなり低くしてくれるのはその一つにすぎない。
ヴァイバー・クリガン=リード著「サピエンス異変」
第三章のまとめから引用、その6。
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