衰退途上国
最近日本のことをこう呼んでる記事が目に付きます。
言い得て妙、ではないでしょうか。
その時同時に言われているのは、日本はもはや先進国ではないということ。確かにそうなのでしょう。
そもそも先進国とは? 明確な定義はないようです。
工業化が進み、高い技術水準を持ち、生活水準が高く、大きな経済発展を遂げている。特に、国民一人当たりの経済力に重点を置いているので、中国やロシアは先進国には含まれない。主要先進7か国(G7)というものがあり、アメリカ合衆国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダがそのメンバー。しかし、この7カ国だけでは世界規模のことをもはや語れないので、G20なるものも出来ている。G7以外に、EU、ロシア、中華人民共和国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ共和国、オーストラリア、大韓民国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチンを含める。世界には他にもたくさんの国があるのだから、この20カ国・地域での話し合いで物事が決められてもいいのだろうか。
以前、先進国に対して後進国という言い方があった。いまは開発途上国。開発が途上なら、衰退が途上ということもあり得るだろう。日本を表現するのに、衰退途上国というのは当てはまっているように思われる。今後、この範疇に入ってくる国が増えていくのではないだろうか。
| 固定リンク
「日記」カテゴリの記事
- 夕食は内の奥さん特製粕汁(2020.05.26)
- 麻婆豆腐(2020.05.25)
- 今日のランチ(2020.05.25)
- マスク狂騒曲(2020.05.17)
- 不思議な動物 by 茂木大輔(2020.05.17)
コメント