« バウムクーヘン | トップページ | 父の日2019 »

2019年6月16日 (日)

令和

公式発表の文字を手本に?
改元を機に、街には新元号に関する文言があふれました。整体院の看板には〈新時代の幕開け 令和〉の手書き文字。その書き方には特徴があります。「令」の字の最後の画を縦棒にしているのです。
「令」は、明朝体などの活字では最後が縦棒になりますが、手書きでは「マ」のように点を打つ形が一般的です。小学校の教科書でも「令」の下側は「マ」の形です。
一方、官房長官が公式発表した楷書の「令」は、活字と同じく最後が縦棒になっていました。もちろん、こう書いてもよく、書き取りのテストでもマルになりますが、普通は「マ」のように書きます。
ところが、今では、街で見かける手書きの「令和」の「令」のほとんどが、最後を縦棒にしています。公式発表の文字が美しかったため、誰もがそれを手本にしているのでしょう。下側を「マ」にしている手書きの実例はきわめて少数です。
この分だと、「令」の最終画は、手書きでも縦棒が一般的になるかもしれません。改元の意外な影響というわけです。もしそうなったとしても、2つの字形のどちらも正解であることは強調しておきます。

朝日新聞 be on Saturday 2019年6月15日号
(街のB級言葉図鑑)令和 飯間浩明(国語辞典編纂者)から

なんとなく違和感のある元号でしたが、この書き方だったのかも。令の字画が少ないことで安定感がないような気もします。まあいずれにしろ、私は未だ年号使用で書いたことはないし、これからも滅多に書くこともないでしょう。「平成最後の」と同様、「令和最初の」も使うことのない表現でした。

|

« バウムクーヘン | トップページ | 父の日2019 »

新聞雑誌など」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« バウムクーヘン | トップページ | 父の日2019 »