炭焼牛たん東山
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ブーランジェリー ラ ネージュ、去年の11月にオープンしたパン屋です。近くの、シフォンケーキのお店、Patisserie LA NEIGE(パティスリー ラ ネージュ)(こちら)の姉妹店になります。ベーグルがメインで評判になり、大人気、大行列、になったそうで、一時ベーグルをやめたこともあったようです。今でも結構混んでいて、店内の写真を撮らせて貰える状態ではありませんでした。
ベーグル以外もあります。
ともに、ベーグルと同様、モッチリです。
食べてみたいパンがまだまだあります。近いうちに。
*****
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「一国主義を主張する政治家は選ばれた存在に過ぎず、選んでいるのは国民です。悪いのは国民です。各国で国民が劣化したんです。偽りと真実を見極めることが民主主義の原点なのに、それができずに独裁者を生む。プーチン氏や習近平氏であり、西側でもそういう連中ばかりになってきた。劣化は老いから始まったと思います。老いて勉強しない。考えない。新しいものに果敢に挑み、切り開くエネルギーも枯渇してきました」
「文明は老いるものです。ローマしかり、大英帝国しかり。新しい血と混ぜることを嫌えば衰退に向かう。それが世界史です。トランプ氏が壁造りに躍起になっていますが、外国からいろんな人がやってきて活性化してきたというエネルギーを馬鹿にしてはいけない」
「日本は『弱きを助け強きをくじく』といった大和心は残しつつ進取の気性を培わないと、挫折したまま滅んでしまう。単なる労働力として外国人を入れるのではなく、勉強する、考える日本人を増やす触媒の役割を担ってもらうべきです」
「無用な対立はいけないですが、異文化と接することで日本本来の文化も磨かれる。陳腐化したものは淘汰(とうた)される。そうした新陳代謝を怠ったのが、残念ながら平成時代の一つの性格です。異文化とワイワイガヤガヤやって実力がつくのです」
朝日新聞2019年1月30日
経済同友会の小林喜光代表幹事へのインタビューから
「国民が劣化」、という見方は如何なものか?
*****
朝日新聞2019年1月22日の「耕論」(こちら)で、
内田樹が同じようなことをいっていました。
「平成も明確な時代イメージを持つ元号として記憶されるでしょう。それは、落ち目の時代として、です。日本の国運が頂点から低落へと一変した時代が、平成でした。」
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創作中華、呑み喰い処、桐梓林(とんずりん)。桐梓林は中国の場所の名前のようです。左上にある文章は:
ひっそり佇む ほのかな灯り
あなたの隠れ家 とんずりん
見つけてくれて ありがとう
百年たっても 好きでいてね
そんな癒しの場所で ありたいと
今日も真心込めた 一皿を
心ゆくまで 心灯るまで
詩なのでしょうか、判るような判らんような。店の前に大きな車が止まっていますが、店の駐車場ではなく、コインパークです。
最近中華料理屋に行くと、中国ではなく日本発祥の、天津丼を注文してしまいます。学生時代によく食べました。
天津丼、800円。たっぷりのあん、薄味で、玉子とご飯といいコンビです。セットとは書いてなかったのに、サラダなどが付いてきました。スープが特に美味、このお店の料理は旨いのではないかと思います。
接客の女性も感じがよく、いいお店です。また行こう。
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洋菓子工房「カスターニャ」。
東区福田の住宅街にあります。工房と事務所がメイン、狭いスペースでついでに販売しているという感じ。予約をすれば色々購入できるようですが、この日買えるのは、チーズケーキとカタラーナだけでした。立町カヌレ(こちら)はカスターニャの直営店です。
これが、カタラーナ、350円+税。簡単に言うと、冷凍焼きプリン。
美味です。溶け具合によって変化する食感が面白い。
チーズケーキなど他の製品も食べてみたいと思います。
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様々なことに「平成最後の・・・」の枕詞が付くのににウンザリしています。何の意味があるのか。五月からは、「○○最初の・・・」が連発されるのでしょう。
2019年1月22日朝日新聞「耕論」、三人がその論を述べます。
一人目、内田樹(思想家)、うちだたつる、1950年生まれ。神戸女学院大学名誉教授(フランス現代思想)。2017年には「天皇主義者」宣言で話題に。
元号とは「時間の区切り方」の一つです。いま日本では西暦と元号の両方が使われていますが、ふだん私が使うのは圧倒的に西暦です。
先の戦争が終わって何年たったのか。昭和と平成に区切られた元号で考えていては、計算が困難です。ある事件が日本で起きたとき、世界で何が起きていたのかを知るにも元号は不向き。だから僕にとって西暦は大事な道具です。
ただ、元号は不便だから西暦だけあればよいという意見にはくみしません。むしろ複数の時間軸を持っていることは、文化的に豊かなことなのではないかと考えます。
世界では、様々な国々が様々な形で時間の区切りを活用しています。英国には王朝に即してエリザベス様式やビクトリア様式という時代区分があり、それぞれの時代に独特の文化や精神があると考えられています。米国では10年(decade(ディケイド))を基準に、50年代ファッションとか60年代ポップスと使っています。
日本には元号があり、明治45年生まれだった僕の父は「私は明治人だ」と言い続けました。わずか半年あとに生まれれば大正生まれになっていたはずなのに、明治を自身のアイデンティティーの支えにした。人間は特定の時代に自分を帰属させることで安心感を得るのかもしれません。
ある元号を口にすると、その時代イメージをありありと思い浮かべられる。そういう元号は明治以外にもあり、一種の文化資産と言えます。
平成も明確な時代イメージを持つ元号として記憶されるでしょう。それは、落ち目の時代として、です。日本の国運が頂点から低落へと一変した時代が、平成でした。
平成が始まった1989年には、日本は米国を超え世界一の経済大国になるという夢がありました。しかしそのわずか30年後のいま、主要先進国の座から滑り落ちようとしている。短期間に驚くほど大きく国力が下がったのです。
世の中が変わったことを集団的に合意するための伝統的な装置。それが時間の区切りなのでしょう。日本にだけあるのではない、味のある文化的な仕掛けだと思います。
人間には、世界共通の時間ではなく、民族や集団に固有の刻み目が入った時間の中で生きたい、という欲望があるのではないでしょうか。たとえば西暦も、キリスト教という一宗教の世界観が投影された時間の区切りです。
元号と西暦の併用は確かに複雑で面倒です。しかし、世の中はとかく面倒なものです。それぞれの社会集団にそれぞれの時間の区切り方がある。だから、いくつもの異なる物語がある世界でそれらを何とか編み上げて、それなりに使い勝手のよい社会をつくっていく以外に方法がない。話はハナから複雑なのです。
二人目、坪井秀人(国際大学GLOCOM客員研究員)、つぼいひでと、1959年生まれ。文学と戦争や時代との関わりを研究。昨年「僕が元号を使わない理由」という文章を発表。以下、一部抜粋。
自分が使う時間を自ら決められないのは、時間に関する主権がないということです。それは、国民主権といいながら、天皇を押し戴(いただ)いた国のかたちと密接に結びついています。
30年前と違い、今回は天皇制をめぐる議論がほぼありません。天皇の言動が左翼からさえも支持され、大きなシステムへの批判が見事に封じられています。皇室からは今回、生前退位や大嘗祭(だいじょうさい)の費用など新しい問題提起がありました。しかし日本社会の側は、それにも反応できず、なし崩しで物事を進めています。天皇制や元号の問題なんてもうどうでもいい、とスルーされているのです。
三人目、楠正憲(国際日本文化研究センター教授)、くすのきまさのり、1977年生まれ。行政情報システムに詳しい。金融IT企業の技術責任者や、内閣情報通信政策監補佐官も。以下、一部抜粋。
今回、政府は免許証の有効期限で西暦表記も併記する決定をしました。しかし米国で働く私の友人は「生年月日を西暦にしてほしい」と言います。米国では日本の免許証がIDカードとして使える場面があるのですが、元号だといつ生まれたのかを米国人が理解できず、証明に使えないというのです。
元号はそもそも「突然変わるもの」として想定されてきているはずです。改元がいつごろ起きるかがスケジュール的に分かっている今回の方が、実は異例なのですから。
*****
昭和から平成に変わった時と比べると、確かに今回は異例ですね。4月の終わりから5月の初め、どんな事態になっているのか? そして、今後はどうなるのか? まあ、次の改元まで私は生きていませんが。
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このお家が、チョコレート専門店です。
ショップ・カカオ菓、カフェ・Cacao Lab Color、があります。
玄関を入ると・・・
和のような、洋のような、不思議なムード。ここには人はいません。
中に進むと、ケーキや焼き菓子などの売り場。このスペース、偶々帰る時に誰もいなかったので撮ることが出来ました。ほとんど5・6人の客がいて大混雑。品定・注文・包装に時間が掛かるのです。カフェで食べる場合も並んで購入します。
さらに奥、チョコレートのショーケース。ケーキ売り場ほどではありませんが、タイミングが悪いと並ぶこともあります。カフェの飲み物はここで注文。
その横にカフェ。回り廊下があり、二人掛けのテーブルが幾つか。
庭を見ながら頂きます。ケーキは、和み茶、850円+税。飲み物は、ホットチョコレート(タンザニア)、400円+税。このケーキ、とても美味しかったのですが大きすぎました。お腹ポンポコリン。
色々なものが入っています。
ケーキは、以前娘が買ってきてくれた(こちら)ので、今回は購入せず、チョコレートをいくつか選びました。
わさび、180円+税。
和栗カシス、200円+税。
はっさく、180円+税。
瀬戸内レモン、180円+税。
カカオクランチ(タンザニア)、500円+税。
ケースに入って、さらに袋入り。
いずれも美味しチョコレートでした。
近くに行ったら又寄ってみようと思います。
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一本堂広島高陽店(こちら)、新商品を出しています。
乳酸菌入り食パン、340円。
見た目では違いがわかりません。
味もほとんどプレーンと同じような感じです。
高陽店は開店一年、色々と挑戦をしているようです。
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市場経済のなかで生きている人間は……すべて市場で投機家としてふるまわざるをえない(岩井克人)
◇
投機家とは、自らが必要とするものを買うのでも生産するのでもなく、「短期的な値上がり益のみを目的に」売り買いする人。市場価格はそこでは「実体的な錨(いかり)」を失い、あやふやな情報や噂(うわさ)で乱高下し、ひどく不安定になる。消費者も生産者もこれに沿って消費を計画し、仕入れや在庫調整をせざるをえず、この不安定さを免れない。経済学者の『二十一世紀の資本主義論』から。
*****
朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」 2019年1月24日
市場経済は何時か破綻するのではないか。
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安佐北区深川二丁目42-17、安佐北区スポーツセンターの少し北。以前、吉車深川店(こちら)がありました。壁の上にあるマークはその名残、取るのが面倒だったのでしょうか。
天津飯定食、880円+税。このセットでこの値段、コスパよし。このお店はどの料理も量の多いのが特徴のようです。
この玉子、よく見て下さい。紐状の卵焼きでご飯をぐるぐる巻きにしています。どうやって作るのでしょう?
従業員は現地の人で、台湾語(?)が飛び交っていました。
深川店とあるように、県内に幾つか店があります。県外もあちこちに存在し、チェーン店なのでしょうか、よく判りませんでした。ただ、県内は「ふきじゅん」と読み、県外は「ふくらいじゅん」のようです。
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我が家から一番近いパン屋、あさづき(こちら)のドアのところにこの掲示。何時からかフェイスブックが見れなくなっていたので何かあったのかとは思っていました。まさか閉店とは! 2017年10月開店、去年春には三ヶ月弱の一時閉店ということもあり、試行錯誤の繰り返しだったのでしょう。便利だったので残念です。
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温品通り、広島高速1号線の馬木インターを出るとちょっと南へ。道路に面して中華料理屋「新珍味」があるところを奥に。以前、同じそば屋の「和の家(かずのや)」(こちら)がありました。居抜きのようです。
メニューの一番上にあった、刻み鴨つけ蕎麦、980円+税、を注文。七味は初めから置いてあり、八幡屋礒五郎、山椒は後から登場、仁淀川山椒、由緒正しいものなのかな。つけ汁には細かく刻んだ鴨肉がたくさん入っています。色は濃いが、味は上品。途中で気付いて笊を持ち上げると、下には皿も何もありませんでした。
蕎麦の量が多いとのことでしたが、横から撮るとこんな感じ。300グラムはあるでしょう。七味と山椒が活躍しました。つけ汁とよく合います。蕎麦そのものは食感も味わいも穏やかで優しい感じです。
12時前に行ったのにかなり混んでいて、その後も次々に。6台分ほどある駐車場も帰る時は一杯でした。去年10月に開店、便利なところとはいえないのに、はや人気店になっているのか。
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メロン・ドゥ・メロン 広島五日市店。佐伯区五日市五丁目11-21。コイン通り、ゆめタウンの少し南。
チョコバナナラスク、200円。
タウン情報誌のクーポンでラスクが貰える、はずだったのに、帰ってレシートを見ると、しっかりこの代金も払っていました。気付かなかった私もドジだが、店員のお姉ちゃんもクーポンを受け取りながら金を取るとは!
以下は以前に貰ったもの。
色々な種類がありますが、独特の風味はそれほど強くなく、結局はプレーンが一番ではないかと思いました。
東京が本社の(株)サンライズのフランチャイズ事業で、全国に店舗増殖中、3年ほどで60店舗を超えているようです。広島県には他に、東広島西条店、尾道店、呉本通店、があります。果たして快進撃は続くのか。
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肉料理専門店「榮互」(こちら)にて、ステーキ。このお店、普通ランチにステーキはないのですが、特別にお願いしたようです。
真ん中、左がお店の特製だれ、中央は山葵、右はポン酢。
私はヒレ、200グラム、美味なるかな。
私以外の人は、サーロイン、同じく200グラム。
飲み物付き、これはカフェラテ。
皆大満足、お昼から肉200グラム、充分です。
娘夫婦のご招待なので、お値段不明、ご馳走様でした。
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佐伯区五日市五丁目4-25、コイン通り、ゆめタウンのちょっと北。入口は奥まったところにありますが、表にデカデカと国旗があるので判ります。
お店は恐らく居抜きで、ミャンマーらしいものが飾られてはいますが、基本的に日本のお店です。
お店に入ってすぐ右に食券販売機があります。文字はカタカナですが、ミャンマー語のようで全く理解できません。なので、席に行ってメニューを見、日本語がちょっと怪しい店員さんの助言を得、食券を買いに行きます。決めたのはこれ、販売機の表記と食券の表記が違っています。
米粉の平麺で、恐らく手打ち、不揃いの麺が数本ありました。匂いが独特、魚醤系でしょうか、味はちょっと辛いぐらい、見た目ほど濃くはありません。小さな鶏肉がたくさん沈んでいて、刻んだがナッツがいいアクセントになっています。左上は、大根と人参の漬け物、少し酸味があり、お口直しに最適。
ミャンマー料理というのはとても珍しと思います。このお店は2016年2月に開店、一定の人気があるのでしょう。食べてみたい料理が色々ありました。また行ってみようと思います。
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アグンイ、ちょっと言いにくいですね、「かまど」の意とか。
去年9月にオープンしたお店。
ビルの4階にあります。
外には看板。
エレベーターを降りるとそこはお店の中、広々としています。まずテーブル席が目に付き、奥にカウンター席、五つぐらいです。写真の左にもテーブルがあり、仕切りで半個室のようになりそう。テーブルは全部で7つ位あったと思います。
ランチメニュー、どれにしようか悩んでいると・・
冬限定、これにしました。
スープの具材が沈んでいて見えませんが、コラーゲンたっぷりのプルプルお肉など、牛足骨周りのお肉が結構入っていました。味付けはしてなくて、自分の好みで塩やこしょうを投入。優しい味わいなのですが、辛いものを食べたあと飲むと美味しさが引き立ちます。真ん中のキムチはサービス、カクテキや左のゴボウも、程よい辛さで美味。満足のランチでした。また色々食べに行こう。
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「どうせ」という認識を受けて、「いっそ」といくか、あるいは「せめて」とでるか (竹内整一)
どうせいつか死ぬなら、だめになるなら、散ってしまうなら、いっそこっちから先に見限ってやると言うのか、それともせめてこれだけは、今だけはと希(ねが)うのか。自分に言いきかせるのか、何かにすがるのか。「いっそ」と言いつつ「せめて」と希う、そんな「あわい」で揺らめくのが人性だと、日本思想史家は言う。人はつねに限界の前に佇(たたず)む。無常を論じた『ありてなければ』から。
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朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」 2019年1月14日
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西区中広町三丁目1-40、中広中学校正門前。
牛骨ラーメン、650円。スープは優しく、ほんのり甘い。これにあわせてか、チャーシューやメンマも薄味、チャーシューはしっかり噛み応えあり。麺がラーメンらしくない、モッチリしていて、やはりスープに合わせているのか。なので、全体的にインパクトはないが、しみじみ美味しい一杯になっている。
去年5月にオープンしたお店。最初は、醤油、豚骨、牛筋、三種のラーメンがあったようだが、今は牛骨だけ。大盛りと学生ラーメン(同じものが安い?)、それと、赤牛骨ラーメンという辛そうなものがありました。ご飯ものも2・3種類あり、セットにも出来ます。その他お酒のつまみになるようなものがあり、夜は居酒屋風になるのかも。ラーメンを作るのは年配の男性、新しい店なので若者を想像しいていたのでちょっとビックリ。
さーたんの独り言本家(こちら)の食物にラーメン店一覧あり。
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私は以前から、漢語の「心」と和語の「こころ」は、ほぼ千年のあいだ、この国の大きな言葉の山脈を形づくってきたと思ってきた。豊かな二つの大河の流れを生みだしてきたと考えていた。
「こころ」という、柔らかな響き
「心」という、奥歯をかみしめる声音
二つの大河は同じ日本列島の大地を流れつづけてきたが、その両岸に展開する風景は刻々と変化をみせ、すこしも停滞することがない。
「こころ」の岸辺には、われわれの日常的な喜怒哀楽のすべての姿が変幻きわまりない枝葉を茂らせ、花を咲かせている。「万葉集」に登場する恋の喜びや死の悲傷、「源氏物語」にあらわれる「もののあはれ」や「もののけ」、「平家物語」の「謡曲」を彩る死者や亡霊たちの叫び、などなど。「こころ」の世界の動きやはたらきは無限といえば無限、カオスの顔をもつ無常と非情の万華鏡そのものだった。
「心」の岸辺ではどんな光景がみられるであろうか。その漢字表記にみられるように、お隣の中国文明の風光が匂い立ち、日本と中国のあいだを行き来した知識人の活動が映しだされているといっていいだろう。とりわけ仏教の導入に心をくだいた留学僧たちの役割が大きかった。
比叡山に天台宗を開いた最澄は「道心」という言葉をもち帰り、高野山に密教の道場をつくった空海は「十住心」という新しい言葉をもたらした。中世の法然や親鸞は「信心」という言葉を大衆のあいだに広めている。道元は中国での修行によって「身心脱落」の新造語をつくり、日蓮もまた「観心」という瞑想(めいそう)作法を説いた。
この「心」探求の伝統が、やがて14世紀の世阿弥の時代になって美的に洗練され、「初心」という言葉の宇宙を生む。世界でも稀(まれ)な、美意識としての「こころ」の誕生だった。
朝日新聞週末特集 be on Saturday 2019年1月12日号 9面
山折哲雄の (生老病死)「こころ」と「心」、二つの大河の流れ
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1月のNEWアイテム、今月も二つです。
『薄皮ティラミス風パン』
メーカーの説明:ココア風味のパンにチーズクリームとコーヒークリームを包みました。ほろ苦いティラミスを表現したちょっぴり大人な味わいをお楽しみいただけます。
確かに、ティラミス"風"です。旨い。
『薄皮ふじりんご入りカスタードクリームパン』
メーカーの説明:ふじりんご果肉とカスタードクリームを包みました。カスタードの甘さとともにりんごのジューシーでシャキシャキの食感をお楽しみいただけます。
こちらはスッキリした美味しさ。
先月気付いたのですが、NEWアイテムといっても全くの新製品ではない場合あり。それで前回からチェックしています。今回は、薄皮ふじりんご入りカスタードクリームパン、は私が食べ始めてから三回目の登場です。
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ひょんなことからこのパンの存在を知って、以来嵌まりました。NEWアイテムは勿論、定番もちょくちょく食べています。その「ひょんなこと」&これまでに食べた薄皮ミニパン、へのリンクは<こちら>。
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病気になった時、その人の生活を支えるために、医療と介護のバランスが大切だと思います。介護が必要になった時には、できるだけ医療を控え、生活を支える介護に重点をおいた方が楽に生活ができます。それは決して医療を諦めることではなく、本人の希望をかなえ、より豊かに人生を送るために必要なこと。そんな生活を邪魔しない医療は「最高の医療」であると、今は確信しています。
朝日新聞週末特集 be on Saturday 2019年1月12日号 4面
永源寺診療所長・花戸貴司の (それぞれの最終楽章)助け合いの町で:5「生活を邪魔しない医療」こそ最高
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最近食べている手頃なチーズ、meiji 編。
「濃香(のうこう)」
パルメザンチーズをブレンド、旨みがかおる。
ほろうま
チェダーチーズをブレンド。ほろほろな食感がいい。
ほろうま、旨いと思います。
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病める貝の吐き出した美しい異物、それが真珠です。(澁澤龍彦)
人生とは長患いみたいなもの。思うようにはゆかぬその思いを、人は内に痼(しこ)りのように溜(た)め込む。その痼りがもし、吐瀉(としゃ)物のように形の崩れたものではなく、瑕(きず)のない美しい球となって吐き出されたなら、それこそ患う人性への究極の慈悲といえるかもしれない。幼き頃よりの夢を叶(かな)えるべく、老いて天竺(てんじく)に向かう親王の幻想と怪奇の旅を描いた小説『高丘親王航海記』から。
*****
朝日新聞、鷲田清一による「折々のことば」 2019年1月13日
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ティムタムは大好きなお菓子です。世界有数のビスケットメーカーである、オーストラリアのアーノッツ社が1963年に作った製品、以前にもちょっと書いたことがあります(こちら)。
製品は大きく二つに分かれ、定番のクラシック、限定品のリミテッドエディション。今回は定番五つの紹介です。
オリジナル、11枚入り、200グラム。
クリームをサンドしたビスケットをチョコでコーティング。
ダーク、11枚入り、200グラム。
ビスケットもコーティングもダークチョコ。
チューイーカラメル、9枚入り、175グラム。
サンドされているものがチューイーなキャラメル。
ダブルコート、9枚入り、200グラム。
ダブルなので、全てか厚い。
ホワイト、9枚入り、165グラム。
全てがホワイトチョコ。
今回初めて知りました、ものによって枚数やグラム数が違うのです。オリジナル、ダークは、11枚入り、200グラム。ダブルコートは、9枚入り、ですが、200グラム。チューイーカラメル、9枚入り、175グラム、ホワイト、9枚入り、165グラム、ちょっと材料費が高いのかな。お値段は、どれも同じで、348円、@カルディコーヒーファーム。
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米粉パン工房「源」(こちら)、二回目。
レーズン食パン(ハーフ)、180円+税。
もちもち。焼いてそのままで美味しい。
塩バターメロン、150円+税。
塩ぱん、クロワッサン、メロンパン、合体。
フーガス、110円+税。
南フランス発祥のパン。ちょっとサクサク。
米粉パン独特の風味と食感、いいですね。また買いに行こう。
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願船坊の朝活(こちら)に参加しました、6回目。まず、讃仏偈のおつとめ。住職のチェロ演奏は、バッハ:無伴奏チェロ組曲4番から前奏曲、明日に架ける橋(サイモン&ガーファンクル)、シェルブールの雨傘(映画のテーマ曲)、でした。最後に、坊守さんのオルガン伴奏で、恩徳讃。清々しい気持ちで7時に終了。で、朝食は今日もまたまたまたマックです。
ソーセージエッグマフィンセット、450円、が、アプリクーポンで、350円。ついにアプリをインストールしたのです。でもまた使うことがあるのか。
これぞマック、というものでしょうか。
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西区三篠町二丁目3-9、国道183号線から二筋東です。
昼は、日替わりランチとインド人シェフのカレーランチ、各800円。
カレーランチをチョイス。まずサラダ登場、結構な量です。
カレーは数種類からキーマカレーを、辛さは5段階の上から二番目を選択。私にはちょっと辛いぐらいでした。
ドリンクも数種類から、温かいチャイ。
これはオマケの金柑。実に久し振り。
結構混み合っていた店内でしたが、私が帰る時に誰もいなくなりました。そこで、許可を貰って店内撮影。
カウンター席、奥が調理場、左奥にチラッと見えている大きい部屋。
ここのオーナーはカヌー教室を開いているそうです。HIROSHIMA OUTRIGGER CANOUE CLUB とそこここに書いてあります。それで、その関係者がここにはよく集まるとのこと。お店の内装も皆で作ったとか。確かに手作り感があります。
入口横の水槽には金魚。不思議な雰囲気のお店です。
駐車場はあるとのこと(表に掲示)、また行ってみよう。
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中区立町3-13、ひろしま国際ホテルの一階にトンフォンはあります。
少し地下に降りる感じ。昔は、東風、という表記でした。
最後に訪れたのが何時か、全く記憶にありません。今日は昼までに食事をしなければいけない、ということでここを思い出しました。11時台に安いランチがあるのです。麻婆丼(650円、スープとコーヒー付き)、麻婆麺(800円、八宝飯とコーヒー付き)の二つ。麻婆麺をチョイス。
全体にドロっとした料理を想像していましたが、下のスープはサラサラです。他のところで食べた麻婆麺は麻婆豆腐と麺が絡んでいましたが、これは全くそんなことはありません。ということは、混ぜて食べない方がいいのかもしれません。まあ、これはこれで美味しく頂きました。
コーヒーはセルフサービスです。
*****
14階が新しく、コワーキング&パーティースペース空庭になっています。ランチもあるようです。いつか行ってみよう。
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「私はもう長くはない。これも天命や。受け入れる覚悟は出来ています。人生色んなことがあったけども後で思うたらどれもこれも大したことなかった。」
「生きてさえいれば、希望はあるということや。」
朝ドラ「まんぷく」の登場人物、橋爪功演じる大阪商工会会長・三田村亮藏が、死の三日前病院のベッドで語ったことば。
そう、人生それ自体大したことはない。「人生は冥土までの暇つぶし」という言葉もある(こちら)。
それに続く台詞は矛盾しているように思われるが、こちらは主人公を励ますための言葉。暇つぶしの人生でも、楽しいことはある、逆に言うと、希望がなければ生きていけない、ということにもなるか。
私今年、人生七十古来稀なり、です。このような言葉にとても共感します。どれもこれも大したことのなかった人生、過去を振り返らず先を見詰め、楽しいことを探して生きていこうと思います。
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今年も又このメニューが登場する季節になりました。かに玉あんかけ、690円、ですが、アプリクーポンで50円引き。蟹のほぐし身やエノキ・椎茸などが入った玉子あんがたっぷりかけられています。さらに、紅ズワイガニの身がのせられ、かにみそだれで仕上げ(見本写真より少ないような)。この時期にピッタリのうどん、美味しく、そして、暖まります。
丸亀製麺広島長束店(こちら)にて。
丁度お昼頃行ったのですが、意外に混んでいませんでした。
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左上から時計回りに。
海苔京角(風味豊かな黒海苔と優しい食感の旨口醤油味おかき)、
小磯青のり(磯の香豊かな青海苔醤油味おかき)、
さざれあられ(三種の味がお互いに風味を高めているあられミックス)、
角ザラメ(程よい食感と甘さが旨さを引き出している甘辛おかき)、
黒豆もち(黒豆風味豊かな白醤油味おかき)、
小岩(お米の食感豊かな堅焼き醤油味おかき)、
カマンベールチーズ(豊かなチーズ風味と確かな食感の洋風おかき)。
新潟県認証、特別栽培米100%使用。美味しいおかきでした。
新潟の親戚からの頂き物。ご馳走様でした。
*****
今夜、 NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」で、ご馳走様という言葉の由来を取り上げていました。
「馳走(ちそう)」とは、「馳」が(馬などを)速く走らせる、「走」は走る、つまり、「走りまわる」、「奔走(ほんそう)する」ことを意味する。これから、世話をするためにかけまわる、面倒をみることといった意味が生まれ、さらに、何かを準備するためにかけまわることから、心をこめた(食事の)もてなしや、そのためのおいしい食物といった意味が生まれた。これに接頭語「御」付けられて丁寧語となり、接尾語「様」がついて挨拶語になる。
おおよそこんな説明だったと思います。
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「経験値」という言葉を見つけた。もとはテレビゲームのRPG(ロールプレイングゲーム)から生まれてきたのだという。
コマにはそれぞれ持ち前の力が決められているのだが、ゲームを続けていくことで、その能力が高くなってくる。これを経験値という。
ゲームでの経験値は、「値」というくらいで、しつかり数値化されている。経験というのはおよそ形で表せられないし、まして数字にすることができないけれど、ゲームの中では、そのキャラがゲームを通じてどのくらい成長したかをはっきり示せないと面白くない。
人間の場合、仕事が上手になることは、ある意味、ないのではないか。しかし、悩まなくなる。気にしなくなる。人と比べることもせず、まして過去の自分と比べることもなくなる。
人間の場合、経験値というのは、要するに、気にしなくなれるという能力のことではないのか。
サライ2018年12月号、金田一秀穂による連載「巷(ちまた)の日本語」、第23回経験値、から。
若者は同意しないかもしれないが、年寄りは激しく共感。
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七味五悦三会(しちみ・ごえつ・さんえ)
江戸時代、人々は大晦日に、「今年味わった七つの美味しかったもの」、 「今年体験した五つの悦び」、 「今年出会った素敵な三人」、を除夜の鐘を聴きながら、家族で話し合ったそうです。私も一年を振り返りやってみました。リンク先はブログの記事です。
七味:
南津海(なつみ)。ミカンです。こちら。
カオ・チェー。タイ料理店です。こちら。
アオババ。ベトナム料理店です。こちら。
浅枝。そば屋です。こちら。
鶏そナーラ。よく行くお店の一風変わったメニュー。こちら。
猪骨ラーメン。ちょっと珍しいラーメン。こちら。
華鳩×TOMOEフュージョンW2018。
ワイン樽で熟成させた日本酒。こちら。
五悦:
佐川美術館。滋賀県の美術館。こちら。
宝塚歌劇。わくわくする舞台でした。こちら。
南座顔見世。能とは違い庶民的。こちら。
湯本温泉。ここのお湯は素晴らしい。こちら。
孫との生活
娘が第二子出産で帰省。なかなか生まれず、二週間半ほどは四人暮らし、娘が入院中は三人、退院してから四週間ぐらいは五人、合計約50日間の楽しい生活でした。幼稚園の送り迎えなど大変なこともありましたが、素直な上の子に助けられ、充実した日々を送り、特に三人での暮らしがとても感動的、貴重な日々として思い出されます。
三会:
広島市安佐北区のお寺「願船坊」の住職、且つ、有名なチェリスト。
お寺の本堂で、水曜日の朝6時半から、朝活(こちら)、が行われています。お経を上げ、その後、チェロ演奏(朝コン)。清々しい気持ちで一日が、一週間が始まります。去年は五回参加、今年はお経の勉強をして、もっと行くつもりです。
病院の医師・看護師。
嬉しく楽しい出会いとは言えませんが、病気になったので必要なものです。数人の医師・看護師が関わってくれましたが、現在は主治医とその診察の時にいる看護師の二人。特に看護師は医学的には勿論精神的にも気配りが行き届き、安心感を与えてくれます。このお二人にはこれからもお世話になるでしょう。
三人目の孫。
なんと言ってもこの一年で一番の出会い。今三ヶ月半ぐらい。フガフガ言うだけですが、時々ジッと見詰めたり、ニコニコ笑ったり、たまにご機嫌そうな大きな声を出したり、かわいいことこの上なし。この子が大きくなるまで元気でいたいと思ってはいます。
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