高台寺「十牛庵」
南座顔見世鑑賞ツアー、その3。
夕食は十牛庵。京都市東山区高台寺桝屋町353、八坂神社の南、更に高台寺の南、産寧坂に連なる道の途中の山側、絶好のロケーションです。この建物や庭は明治の末期、当時の匠たちによって造られ、 2017年9月現代の名工によって十牛庵として生まれ変わりました。数寄屋造りの重厚な建物です。
まず、フランスワイン。
お椀。清汁仕立て、
甘鯛、束ね湯葉、紅葉人参、ほうれん草、銀杏柚子。
この辺りから日本酒。
焼物。まなかつお柚庵焼き、酢だち。
舞妓さん、芸妓さん、登場。
この名刺の順番。
舞子と芸妓の違いの説明。
踊りの後は席に来て相手をしてくれました。
八寸。三人分。猪口、代白柿ごま和え、松の実、さば小袖寿司、酢取り茗荷、唐墨大根、銀杏、くも子ポン酢おろし加減、葱。
お座敷遊びの定番、金比羅船船、の説明。この後多数参加、私も。
焚合せ。小かぶら、蓮根、南瓜、ごぼう、粟麩、椎茸、忍生姜。
香物。壬生菜、はりはり、白菜、塩昆布、奈良漬け。
止椀。合せ味噌、甘藷、粉山椒。
美味しい、楽しい、二時間半ほどでした。
*****
このお店、東京の「レストランひらまつ」が運営しています。東京を中心に30数店舗を展開、ここが初めての和食料亭だそうです。今年のミシュランで早速星をひとつ獲得しています。いい料理人をスカウトしたのでしょう。
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