元乃隅稲成神社
山口県へ一泊二日の旅、その5。
2015年3月、米CNNテレビが「日本の最も美しい場所31選」として紹介してから、かどうかはよく知りませんが、最近何かと話題のところです。鳥居の奥に見えるもう一つの鳥居・・・
高いところに賽銭箱があり、入れることが出来たら良いことがあるとか。私も何度も何度も挑戦しましたが、ダメでした。
最初の鳥居の高さのところから、斜面を海岸に向かって、123基の朱色の鳥居が並んでいます。下から見ると・・・
この先の海岸は断崖です・・・
断崖下の海蝕洞に荒波が打ち付ける度に海水が中の空気と一緒に吹き上がる現象が見られる「龍宮の潮吹」というものがあります。
風が強く波が荒い日に見られるようです。
この「龍宮の潮吹」は昔から聞いていて、その存在を知っています。が、元乃隅稲成神社のことは、近年話題になって知りました。調べてみると、地元の網元の枕元に白狐が現れ「吾をこの地に鎮祭せよ」というお告げがあり、1955年、島根県津和野町の太皷谷稲成神社から分霊されたとのこと。なので、「いなり」が一般的な「稲荷」ではなく「稲成」になっています。朱色の123基の鳥居は1987年から10年かけて奉納されたそうです。つまり、新しい神社と言えるでしょう。観光客は、2013年約1万5千人、2017年約108万人、とのこと。外国人が覚えにくいという理由で、来年1月に「稲成」をとって「元乃隅神社」に改名予定。歴史の浅い神社なればのことでしょう。訪れてみて、長く人気が続くようには思われませんでした。
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