« 私たち、戦争人間について ⑦/7 | トップページ | 痛くない死に方②/4 »

2018年4月15日 (日)

痛くない死に方①/4

欧米各国の人が言う「<日本で自殺が>許されている」というのは、法的なことでも倫理的なことでもなかったのです。それはつまり、「神様に許されている」ということ。仏教には、「自殺をしたらあの世に行けない」という教えは無いように思います。
しかし、キリスト教やイスラム教においては、自殺はご法度。神様からの借り物である肉体を殺(あや)めることは重大な罪とされているようです。
さらに日本は、つい最近まで切腹さえ存在した国。時代劇で見るサムライたちの〝ジャパニーズ・ハラキリ″は欧米の人から見ると、クレイジー! というか、アメージング! というか、とんでもないことなのです。もちろん現代日本人にはあり得ないことですが、ともかく欧米人は、自殺のできる国ということで日本人に畏怖(いふ)すら抱いているようでした。

長尾和宏「痛くない死に方」 (p.39)

|

« 私たち、戦争人間について ⑦/7 | トップページ | 痛くない死に方②/4 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2206241/73091495

この記事へのトラックバック一覧です: 痛くない死に方①/4:

« 私たち、戦争人間について ⑦/7 | トップページ | 痛くない死に方②/4 »