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2018年4月 7日 (土)

聖地巡礼 Cntinued

聖地巡礼シリーズの四冊目。
内田樹と釈徹宗の対話が中心の本。以下は内田の発言。

植島啓司先生にですね、聖地行くなら対馬でしょうと言われてですね、それを信じて対馬に釆ました。でも、釆てよかったです。まさに聖地でした。
土地のすみずみに神話が堆積している。それも一層じゃなくて、古代から中世、近世、現代に至るまでのさまざまな霊的な物語が、その都度の関心に則して書き込まれていて、それが堆積して層をなしている。いくつも層が重なっていて、それぞれの層が発する響きが輻輳(ふくそう)して、ある種の宗教的倍音のようなものを立ち上げている。非常に不思議な経験をいたしました。これに類するものを、僕は京都や奈良では経験したことがないですね。京都や奈良はもっと物語が整備されている。枝葉を払ってあって、まっすぐに骨太のわかりやすいストーリーが貫通している。でも、ここは違いますね。(p.348)

対馬は父のふるさと。何回か行ったことがある。この本を読んで心に響くことが多かった。この本を読むこと、そして、対馬に行くこと、お勧めです。

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