47都道府県の一番搾り(5回目)
47都道府県の一番搾りシリーズ、完結。
今回は、中国&四国。これにて、47都道府県を網羅。
○○づくり、はその地元の工場で作られたもの、その下の赤地に白抜きの文字は、「○○工場限定醸造」。
○○に乾杯、は地元に工場がないので他所で作られたもの、その下の赤地に白抜きの文字は、「○○の誇りをおいしさに変えて」。
裏に書いてある説明の出だしは、「地元のことを、○○の皆様と語り合って生まれた・・」が決まり文句。真ん中辺りで、「一番搾り製法で・・・」という表現が入っています。最後は、「・・・一番搾りです。」
例えば、広島。
右上に広島の地図。
下はマツダスタジアムでしょう。
色が濃いめ。味はお米が使ってあるとマイルドになるような気がします。それでいて、キリッと程よい苦み、気に入りました。
前回取り上げた副原料の米について調べてみました。
酒税法で決められている使用可能な副原料は、麦・米・コーン・こうりやん・ばれいしょ・スターチ・糖類・着色料(カラメル)。副原料は、ビールの味をまろやかにしたり、すっきりさせたりし、ビールの香味、発酵度などのコントロールや泡立ちの調整にも役立つ。副原料を使用しないビールとは、また違った味の違いを楽しむことが出来る。
ということのようです。
日本ではほとんどのビールに副原料が使われていて、麦芽・ホップ・水だけて作られているのは、ヱビス・サントリーモルツぐらいのようです。一番搾りも当初は副原料なしがウリだったと思いますが、今回47種類も作るので米に頼ったのでしょうか。
神戸づくりには、兵庫県産山田錦、秋田に乾杯には、あきたこまち、仙台づくりには、宮城県産ササニシキ、福井に乾杯には、福井県産コシヒカリ、岡山づくりには、岡山県産雄町米、といったブランド米を宣伝文句に使っています。
今回初めて副原料の米に注目して飲んでみましたが、確かに爽やかで穏やか、スッキリする味わいになっていると思いました。
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47都道府県の一番搾り(4回目) 北海道&東北&北陸
47都道府県の一番搾り(3回目) 関西&南部九州&沖縄
47都道府県の一番搾り 甲信越&東海&北部九州
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